2色のガーベラ 夫婦別姓資料館

事実婚(じじつこん)

 婚姻届は出さないが、事実上の夫婦生活を送ること。婚姻届を出さないために戸籍には夫婦を示す記載はなく、内縁として扱われることも。ただし、地方自治体の窓口で相談すれば法律婚の婚姻関係に準じる「夫/妻(未届)」等の記載をしてもらうことはできる。(⇔法律婚
 現状では婚姻届は夫婦の氏をどちらかに統一しなければ受理されないため、やむを得ず事実婚を実践する夫婦も少なくない。

事実婚主義(じじつこんしゅぎ)New

 個人の結婚スタイルや志向ととらえられがちだが、社会が婚姻を認定するスタイル。結婚生活の実績をもとに社会が婚姻を認定することを事実婚主義という。現状の婚姻届受理による婚姻認定と対照的な位置づけにある。

実現させる会(じつげんさせるかい)

 
例外的に夫婦の別姓を実現させる会の略称。

署名(しょめい)

 記名付きの要望文書。夫婦別姓の署名は与党と野党、さまざまな議員から毎年提出されている。反対の署名は154回国会の1回きり。通数や提出回数の多さがあっても法案成立の決定打にはならないが、意思表示になる。

請願(せいがん)

 国会に提出する署名。開催される国会ごとに集計する。必ず国会議員が紹介議員としてとりまとめた上でないと提出できない。自民党では民法改正には抵抗が根強く、請願の紹介議員となることも党で禁止されていた時代があったという。今は野田聖子氏はじめ、署名をまとめてくれている議員がいる。

政府提出法案(せいふていしゅつほうあん)

 政府が提出する法案。国会では政府提出案が先に審議され、議員立法はその後。与党の審査も経た上で提出されるため、成立する可能性はとても高い。
 夫婦別姓は法制審答申にもあるので当然政府提出法案で成立されるべきだが、与党の抵抗が厳しく政府提出法案にはできない。また法制審答申に沿わないもの、別の要件が付加されているものは政府提出法案にはしづらい。そうした背景で、国会提出しやすく(とはいっても自民党内の部会で全会一致は慣習的に不可欠)、反対派との妥協も盛り込んだ
例外的夫婦別姓制度は議員立法となっている。

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